【高校入試に採用された本52】辻村深月 この夏の星を見る KADOKAWA
国語の力を伸ばしたいけど、
どんな本を読んだらいいの?
そんな小中高校生に
2024年度、実際に公立高校入試で採用された
おすすめの本をご紹介。
「この夏の星を見る」
辻村深月
(KADOKAWA)
~紹介~
この物語は、あなたの宝物になる。
亜紗は茨城県立砂浦第三高校の二年生。
顧問の綿引先生のもと、天文部で活動している。
コロナ禍で部活動が次々と制限され、
楽しみにしていた合宿も中止になる中、
望遠鏡で星を捉えるスピードを競う
「スターキャッチコンテスト」も
今年は開催できないだろうと悩んでいた。
真宙(まひろ)は渋谷区立ひばり森中学の一年生。
27人しかいない新入生のうち、
唯一の男子であることにショックを受け、
「長引け、コロナ」と日々念じている。
円華(まどか)は長崎県五島列島の旅館の娘。
高校三年生で、吹奏楽部。
旅館に他県からのお客が泊っていることで
親友から距離を置かれ、
やりきれない思いを抱えている時に、
クラスメイトに天文台に誘われる――。
コロナ禍による休校や緊急事態宣言、
これまで誰も経験したことのない事態の中で
大人たち以上に複雑な思いを抱える中高生たち。
しかしコロナ禍ならではの出会いもあった。
リモート会議を駆使して、
全国で繋がっていく天文部の生徒たち。
スターキャッチコンテストの次に彼らが狙うのは――。
哀しさ、優しさ、あたたかさ。
人間の感情のすべてがここにある。
KADOKAWA HPより
《入試採用した都道府県》
東京、愛知、広島、群馬、埼玉
国語の力を伸ばしたい受験生に。
受験を控えるお子さん、お孫さんへのプレゼントに。
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