【高校入試に採用された本60】川村秀憲 山下倫央 横山想一郎 人工知能が俳句を詠む AI一茶くんの挑戦 オーム社
- 2024年11月27日
国語の力を伸ばしたいけど、
どんな本を読んだらいいの?
そんな小中高校生に
2024年度、実際に公立高校入試で採用された
おすすめの本をご紹介。
人工知能が俳句を詠む AI一茶くんの挑戦
川村秀憲 山下倫央 横山想一郎
(オーム社)
~紹介~
人工知能が俳句を詠む日はいつ訪れるのか。
現在の人工知能はどこまでできて、できないのかを、
俳句を詠むAIの開発を通して迫る!
突然ですが、
見送りのうしろや寂し秋の風
病む人のうしろ姿や秋の風
このふたつの俳句が
松尾芭蕉と人工知能のどちらの作品かわかるでしょうか。
本書は、現在も精力的に研究の進む人工知能について、
俳句の生成という視点から
現在の研究・開発動向を解説するものです。
コンピュータを用いた俳句の自動生成は
1968年のCybernetic Serendipityという
コンピュータアートの展覧会に端を発し、
近年では小説を生成する
「きまぐれ人工知能プロジェクト 作家ですのよ」
などとともに、人工知能による
文学生成研究のひとつとして進められています。
俳句という身近でわかりやすいテーマであるため、
TVや新聞などのメディアでも取り上げられるなど、
人工知能による俳句生成は現在注目が集まっています。
本書では、実際に俳句を生成する人工知能である
「AI一茶くん」を研究・開発している著者らが、
現在の人工知能技術の動向から
創作分野における人工知能の展開、
俳句をどのように人工知能に解釈させ、
生成するのかを具体的に解説します。
そして「AI一茶くん」の活動の紹介を通して、
現在の人工知能がどこまで達成し、
なにができていないのかまで見ていきます。
人工知能がどんなことをできるのか気になる方、
とくに人工知能の創造性について興味のある方に
ピッタリの1冊となっています。
もちろん人工知能がどんな俳句を生成するのかが気になる
俳句好きの方にもわかりやすく、
ていねいに解説しています。
オーム社HPより
《入試採用した都道府県》
山梨、大阪
国語の力を伸ばしたい受験生に。
受験を控えるお子さん、お孫さんへのプレゼントに。
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