【高校入試に採用された本48】本を売る日々 青山文平 文芸春秋
- 2024年11月13日
国語の力を伸ばしたいけど、
どんな本を読んだらいいの?
そんな小中高校生に
2024年度、実際に公立高校入試で採用された
おすすめの本をご紹介。
「本を売る日々」
青山文平
(文藝春秋)
~紹介~
時は文政5(1822)年。
本屋の“私”は月に1回、城下の店から在へ行商に出て、
20余りの村の寺や手習所、名主の家を回る。
上得意のひとり、小曾根村の名主・惣兵衛は
近ごろ孫ほどの年齢の少女を
後添えにもらったという。
妻に何か見せてやってほしいと言われたので
画譜――絵画の教本で、絵画を多数収録している――を
披露するが、
目を離したすきに2冊の画譜が無くなっていた。
間違いなく、彼女が盗み取ったに違いない。
当惑する私に、
惣兵衛は法外な代金を払って買い取ろうとし、
妻への想いを語るが……。
江戸期の富の源泉は農にあり――。
江戸期のあらゆる変化は村に根ざしており、
変化の担い手は名主を筆頭とした在の人びとである、
と考える著者。
その変化の担い手たちの生活、人生を、
本を行商する本屋を語り部にすることで
生き生きと伝える“青山流時代小説”。
文藝春秋HPより
《入試採用した都道府県》
北海道、福井
国語の力を伸ばしたい受験生に。
受験を控えるお子さん、お孫さんへのプレゼントに。
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