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【高校入試に採用された本48】本を売る日々 青山文平 文芸春秋


国語の力を伸ばしたいけど、

どんな本を読んだらいいの?

そんな小中高校生に

2024年度、実際に公立高校入試で採用された

おすすめの本をご紹介。

 

 

「本を売る日々」

青山文平

(文藝春秋)

 

~紹介~

時は文政5(1822)年。
本屋の“私”は月に1回、城下の店から在へ行商に出て、
20余りの村の寺や手習所、名主の家を回る。
上得意のひとり、小曾根村の名主・惣兵衛は
近ごろ孫ほどの年齢の少女を
後添えにもらったという。
妻に何か見せてやってほしいと言われたので
画譜――絵画の教本で、絵画を多数収録している――を
披露するが、
目を離したすきに2冊の画譜が無くなっていた。
間違いなく、彼女が盗み取ったに違いない。
当惑する私に、
惣兵衛は法外な代金を払って買い取ろうとし、
妻への想いを語るが……。

江戸期の富の源泉は農にあり――。
江戸期のあらゆる変化は村に根ざしており、
変化の担い手は名主を筆頭とした在の人びとである、
と考える著者。
その変化の担い手たちの生活、人生を、
本を行商する本屋を語り部にすることで
生き生きと伝える“青山流時代小説”。

 

文藝春秋HPより

 

《入試採用した都道府県》

北海道、福井

 

国語の力を伸ばしたい受験生に。

受験を控えるお子さん、お孫さんへのプレゼントに。

 

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