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【高校入試に採用された本30】櫓太鼓が聞こえる 鈴木ふみ 集英社

国語の力を伸ばしたいけど、

どんな本を読んだらいいの?

そんな小中高校生に

2022年度、実際に公立高校入試で採用された

おすすめの本をご紹介。

 

 

「櫓太鼓がきこえる」

鈴木ふみ

(集英社)

 

~紹介~

 

選考委員を唸らせた、
知られざる角界の裏方「呼出」に光を当てる、
新しい相撲小説!

17歳の篤は高校を中退し、親との関係が悪化する中、
先の見えない毎日を過ごしていたが、
相撲ファンの叔父の勧めで
相撲部屋に呼出見習いとして入門することに。

関取はいないし弟子も少ない弱小の朝霧部屋で
力士たちと暮らし、稽古と本場所を繰り返す日々が始まる。

部屋違いの呼出である直之さんは、
篤と年は同じながら角界入りは2年早い兄弟子で、
声のよさと愛らしい顔立ちで人気があり、
すでにファンもついていた。
面倒見もよく助言をくれたり
相談にのってくれたりするありがたい存在だ。
しかし篤は本番で
四股名を呼び間違える失態を演じるなど、
しくじってばかり……。

一方、年の近い先輩呼出の光太郎からは
嫌がらせを受け続けていたが、
ある日、直之さんのファンだと思っていた女性から、
篤を応援していると告げられる。

そんな日々を過ごす篤は、
兄弟子力士たちの焦りや葛藤を間近に感じながら、
「呼出」という仕事に就いた自分の在り方を見つめ直していく。

集英社HPより

 

《入試採用した都道府県》

東京、兵庫、鳥取、広島、鹿児島

 

国語の力を伸ばしたい受験生に。

受験を控えるお子さん、お孫さんへのプレゼントに。

 

 

 

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