【高校入試に採用された本23】水を縫う 寺地はるな 集英社
- 2021年9月15日
国語の力を伸ばしたいけど、
どんな本を読んだらいいの?
そんな小中高校生に
2021年度、実際に公立高校入試で採用された
おすすめの本をご紹介。
「水を縫う」
寺地はるな
(集英社)
~紹介~
【第9回河合隼雄物語賞受賞作品】
松岡清澄、高校一年生。
一歳の頃に父と母が離婚し、
祖母と、市役所勤めの母と、
結婚を控えた姉の水青との四人暮らし。
学校で手芸好きをからかわれ、
周囲から浮いている清澄は、
かわいいものや華やかな場が苦手な姉のため、
ウェディングドレスを手作りすると宣言するが
――「みなも」
いつまでも父親になれない夫と離婚し、
必死に生きてきたけれど、
息子の清澄は扱いづらくなるばかり。
そんな時、母が教えてくれた、
子育てに大切な「失敗する権利」とは
――「愛の泉」
ほか全六章。
世の中の〈普通〉を踏み越えていく、
清々しい家族小説。
集英社HPより
《入試採用した都道府県》
栃木、群馬、福井、兵庫、佐賀など
国語の力を伸ばしたい受験生に。
受験を控えるお子さん、お孫さんへのプレゼントに。