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【中学入試に採用された本2】キャプテンマークと銭湯と 佐藤いつ子 角川書店 

国語の力を伸ばしたいけど、

どんな本を読んだらいいの?

そんな小中高校生に

2020年度、実際に中学入試で採用された

おすすめの本をご紹介。

 

 

「キャプテンマークと銭湯と」

佐藤いつ子

(角川書店)

 

~紹介~

 

「キャプテンは、」
耳の奥がきんとした。
「大地にお願いしたい」


背筋は伸びきったまま、制止した。
息も止まった。周りがかすかにざわついた。
そのざわつきを押さえるように、「はい!」


威勢のよい声が、後ろからまっすぐ飛んできた。
「よし。大地、頼んだぞ」
「そうだ、周斗。キャプテンマーク、あとで大地にわたしといてくれ」


ずっとつけていたサッカーのキャプテンマークを、
他のチームから移籍してきた大地に
渡さなくてはいけなかった周斗。
くやしくて、チームメイトからも孤立してしまう。
自分がいやになっていた周斗が出会ったのは
古ぼけた時代遅れの銭湯だった。

あさのあつこ氏の推薦デビューの著者が描く、
切なく温かい感動の物語。

「読んでいて、上質な児童文学って
こういうことだなあと、うならされました」
(丸善 丸の内本店 兼森理恵氏)

「奥行きが深く、意外な物語展開が
魅力的で素晴らしい作品だ」
(評論家 野上 暁氏 )

角川書店HPより

 

《入試採用した中学校》

桜美林中、筑波大付属中、横浜共立学園中

 

国語の力を伸ばしたい受験生に。

受験を控えるお子さん、お孫さんへのプレゼントに。

 

 

 

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