【高校入試に採用された本28】段落論 日本語の「わかりやすさ」の決め手 石黒圭 光文社
- 2021年9月15日
国語の力を伸ばしたいけど、
どんな本を読んだらいいの?
そんな小中高校生に
2021年度、実際に公立高校入試で採用された
おすすめの本をご紹介。
「段落論 日本語の『わかりやすさ』の決め手」
石黒圭
(光文社)
~紹介~
文章を書くことは「引っ越し」に似ている。
部屋に散らばる無数の小物をそのまま運びだし、
トラックの荷台にバンバン載せていくと、
あとで崩れて大変なことになる。
衣類、食器、文房具、おもちゃなど、
種類別にラベルを貼って段ボール箱に詰め、
それを荷台に積みこむことで、
効率のよい引っ越しができる。
同様に、文章を書くときも、
書き手の頭にある無数の「文」を、
「段落」という箱に整理して入れ、
順々に運び出すことが大事である。
読み手の頭という新居に荷物が届いたら、
ラベルを頼りに仕分けして梱包を解けば、
そのまま適切な場所にしまえる。
文章による情報の引っ越しは、
「段落」という箱の使い方にかかっているのだ。
光文社HPより
《入試採用した都道府県》
福島、長野
国語の力を伸ばしたい受験生に。
受験を控えるお子さん、お孫さんへのプレゼントに。