【高校入試に採用された本49】お菓子の船 上野歩 講談社
- 2024年11月13日
国語の力を伸ばしたいけど、
どんな本を読んだらいいの?
そんな小中高校生に
2024年度、実際に公立高校入試で採用された
おすすめの本をご紹介。
「お菓子の船」
上野歩
(講談社)
~紹介~
たった一つのどら焼きが、
海を越え、時代も越える。
少女の切実な願いが胸を打つ感動巨編!
製菓学校を卒業した樋口和子(わこ)は、
浅草にある奥山堂の門を叩く。
祖父が亡くなる前に作ってくれた
特別などら焼きを再現すべく、
和菓子職人への第一歩を踏み出すために。
だが、待っていたのは
男ばかりの職人世界の逆風、
なかなか工房に立たせてもらえない
年功序列の社会。
荒波の中でもひたむきに努力を続ける和子は、
やがて一人前の職人になっていく。
一方、調べていくうちに、
祖父が太平洋戦争に出征していたころ、
ある船に乗っていたことを知る。
「お菓子の船」と呼ばれていたその船にこそ、
どら焼きの秘密があるかもしれない。
当時の乗員に会って話を聞いていくうちに、
和子は祖父の知らなかった一面を見つけていく。
ふんわりと溶ける皮、
口の中でほどける餡子と、
ひとつまみの“秘密”。
誰にでも、一生ものの忘れられない味がある。
「お菓子には不思議な力があるんだよ」
講談社HPより
《入試採用した都道府県》
岩手、東京、富山
国語の力を伸ばしたい受験生に。
受験を控えるお子さん、お孫さんへのプレゼントに。
Amazon
https://amzn.to/3UMPyhD
楽天
https://a.r10.to/hRsHdO