新しいもの?今までのもの?どうする辞書
- 2017年8月9日
中学生になると、いろんな勉強道具を買い揃えていかないといけません。
文房具や机やいす、中には勉強部屋なんて人もいます。
辞書についてはどうでしょう?
新しく買う人もいれば、今までのいいんじゃない、という人も。
教科別に賢く準備しましょう。
【英語】
英和辞典 ★★★★★ 中1から
中学生になって、
文章を読んで日本語に直す勉強が多くなる英語には
英和辞典は必須となります。
ですが、あまりぶ厚い辞書では扱いづらく、
辞書を引く手間で調べ学習が遠のくのも考えもの。
12000語から15000語程度のもので、
和英辞典とセットになっているくらいのものが手頃かもしれません。
受験生になったら、
もう少し語彙のあるものに買い替えてもいいですが、
高校生になってからの買い替えでも十分です。
和英辞典 ★★☆☆☆ 中2以降
日本語から英語に書き換える英作文の勉強に必要です。
英作文の勉強が本格化する中2以降に活用する機会が増えます。
ですが、本格的な和英辞典が必要かと言われると、そうでもないので、
先に上げた英和とセットの和英辞典で受験まで十分です。
【国語】
国語辞典 ★★★★★ 中1から
言葉を増やすことが理解には不可欠。国語辞書は軽く扱えません。
小学生の語彙と、中学生に必要な語彙は変わっていきます。
ぜひ、分からない言葉は調べる癖をつけてください。
オススメは見出し語が45000語くらいのもので
図が書いてあるものは理解の手助けとなります。
また、あまり古いと新しい言葉が載っていないことも。
10年以上使っていれば、
新しくすることをお勧めします。
古語辞典 ★☆☆☆☆ 特に必要なし
古典の勉強に役に立つ古語辞典ですが、
県立高校入試を目的とした勉強ではあまり使う機会がありません。
古典の学習では、現代語訳がしっかり書いてあるものを使いながら
進めていくのがいいでしょう。
漢和辞典 ★★★☆☆ 中1から
漢字の学習や漢文の学習で必要ですが、
中学生のうちは漢字の勉強で重宝します。
語彙を増やすことはもちろん、
漢字一つ一つの意味や部首の勉強に活用することで
作業を通して理解する手助けとなります。
最後に
どんな立派な辞書でも、机の上や本棚に置いたままでは
宝の持ち腐れです。
一番大事なのはことあるごとに、分からないと思った時に、
辞書を引いていくことです。
辞書を引くことで、目も頭も手も使うことになり、
五感を使った学習になっていきます。
どんどん辞書を使っていきましょう!