富山大学が小学生対象に調査、起床が遅いと授業理解度低い【教育新聞】
- 2019年5月10日
5月9日の教育新聞に興味深い記事があったので紹介したい。
富山大学が小学生対象に調査したところ、起床が遅いと授業理解度が低いというデータとなったとのこと。掲載されている結果の一部を紹介。
「児童の生活習慣では、午前6時30分までに起床する児童と比べて、7時までの児童は1.36倍、7時以降の児童では2.48倍、授業理解度が低い児童が多かった。」
また、メディア視聴時間についての調査データもある。
「平日のメディア視聴時間が2時間以上では、2時間未満と比べて1.35倍。」
とのこと。
調査を行った富山大学地域連携推進機構地域医療保健支援部門の山田教授は、「子供のメディア視聴や学習時間、起床時間は、保護者や学校が子供に伝えることで修正可能な要因だ。保護者も、たばこを子供の前では吸わないようにするなど、配慮してほしい。家庭の経済的なゆとりなどの要因については、社会全体で格差を広げないようにする対策が必要だ」と話している。
※起床が遅いと授業理解度低く 富山大が小学生対象に調査 | 教育新聞 電子版
https://www.kyobun.co.jp/news/20190509_01/