県立高校入試の出題範囲縮小
- 2020年8月6日
新型コロナウイルス感染拡大防止に伴う
臨時休校の影響で、
2021(令和3)年の県立高校入試の
学力検査出題範囲が5教科すべてで
縮小される見通しになりました。
3月以降実施された休校によって
学習の遅れが心配され、
学習内容の十分な定着できない可能性や
地域間による休校の違いから
公平性を担保する必要性から
縮小が求められていました。
【縮小される内容】
国語 「書写」
数学 「標本調査」
英語 教科書100~111ページの「新出単語」
理科 第一分野「科学技術と人間」第2分野「自然と人間」
社会 公民「私たちと国際社会の諸課題」
【縮小による影響】
入試には出題されないからといって
学習しなくてもよいわけではありませんので、
学校でも、ご自身でも学習をし
定着を図らなければなりません。
出題内容は縮小されますが、
入試の内容から考えると、
各教科、数問程度に過ぎず
負担が減るわけでなさそうです。
むしろ、出題範囲が減った分の配点は、
他の出題範囲の問題へ配分されるわけですから、
もっと細かく用語まで、
より深い応用の力まで、
定着と理解が問われてくるのではないかと
考えてしまいます。
<参照>
学習内容「1カ月分」縮小決まる 21年春・県立高入試出題範囲:福島民友ニュース:福島民友新聞社 みんゆうNet
https://www.minyu-net.com/news/news/FM20200805-523678.php
県立高入試の出題範囲 5教科全て縮小 県教委に調整会議 | 福島民報
https://www.minpo.jp/news/moredetail/2020080577728