【高校選択】国公立大学に行きたいならば 2018
- 2018年4月26日
大学に行かせたいけど、学費がね、、、
というご家庭は少なくないと思います。
そうなると、私立大学よりも
国公立大学を選ぶ受験生、ご家庭も少なくないはずです。
ですが、そう簡単に入れないのが国公立大学です。
まず、大学入試の偏差値と高校入試の偏差値はまったく違います!
福島県で行われている模擬テストというと
新教研テストがあります。
新教研テストの偏差値50は、
進学校も職業系高校も混ざっての偏差値。
一方、大学の偏差値をはかるテストは、
”大学受験をする人”の偏差値です。
その中の偏差値50のむずかしさは、
高校入試の比ではありません。
私立大学の難易度は、有名難関大学から
名前を書けば入ってしまうとうわさされるような大学までピンキリです。
しかし、国公立大学は人気が高いため、
総じて偏差値50よりも上に位置しています。
そのため、普通以上の実力が必要となります。
当然勉強しなければ、国公立大学には行けないのですが、
高校によっては
同じ普通科でも国公立大学受験に向いていないところもあります。
通常の普通科では、3年間で3年生の内容を終わらせます。
となると、
1月に行われるセンター試験(※1)では未履修の内容もありえます。
ですから、独学や予備校に通うなどをしなくてはいけません。
その点、進学校は1年生のうちに2年生の内容に、2年生で3年生、
3年生の夏ごろには3年間の内容を終わらせて、
2学期からは演習というという流れが普通です。
みっちりセンター対策、2次試験対策をやっているわけです。
そこに国公立大学への強さが現れます。
「国公立に行きたい」「行かせたい」と強く希望される場合、
福島県の公立高校ですと以下の高校が挙げられます。
(大学に進学した生徒のうち、国公立大学への進学率15%以上の高校※2)
福島高校 50.9%
橘高校 41.5%
福島東高校 31.7%
福島西高校 15.3%
安積高校 43.4%
安積黎明高校 40.6%
郡山高校 31.4%
郡山東高校 25.7%
須賀川桐陽高校 16.2%
白河高校 39.1%
会津高校 34.6%
葵高校 17.5%
会津学鳳高校 22.5%
磐城高校 35%
磐城桜が丘高校 15.3%
※1 センター試験は2020年に記述式の新試験に変わる予定です。
※2 国公立大学合格者 ÷ (3年生の生徒数) 端数切り上げ
全体の割合は低いものの、頑張り次第では
難関国立も出しているのが
福島南高校 11.5% 国際教養大学
相馬高校 12% 東北大学
原町高校 9.3% 福島県立医科大 医学部